学習スケジュール
高校の学習への対応
中学校と異なり、高校では朝課外・夕課外・学校行事・部活などなど…毎日やることがたくさんあります。
もちろん日々の授業の「深さ」も「速さ」も「量」も中学校の比ではありません。では、こうした忙しいなか、着実に成績を伸ばしている高校生と、授業についていけなくなる高校生の違いはどこにあるのでしょう?
その秘密は実は「予習」と「復習」の方法にあります。
「予習」というのは、ただ事前に問題を解いておく、単語調べをしておくといった表面的な作業だけを指す言葉ではありません。「これから習う単元のポイントはどこなんだろう!?」とか、「教科書のこの部分ができないから、授業中にしっかり聞こう!」というように、『授業の内容を能動的に学習する』ための準備なのです。この準備を行えば行うほど、授業の理解度や消化能力が格段に向上します。
一方、「復習」というのは、授業の内容を繰り返し練習することにより『わかる』を『できる』に進化させる行動を指します。中学生の時は、復習しなくてもできたからと、復習を軽んじると高校生活ではうまくいかない場面が少なからずあるようです。
我々Z-UPの授業は、正しい学習姿勢や学習習慣を身につけてもらうことも大切なテーマとしています。しっかりと「予習」→「授業」→「復習」のサイクルを定着させましょう。
進路の大枠が決まる重要な学年。
一般の公立高校では、高1の2学期までに、文系・理系の決定をしなくてはなりませんが、どちらを選ぶべきかと毎年多くの生徒が、「文理選択」の時期になると相談にやってきます。
文理選択は、「数学・理科が苦手だから文系に進む」というような消極的な選択ではなく、医学部に進みたいから理系、法学部に進みたいから文系というように将来の目標から逆算して選択することが重要です。将来の目標のために苦手なことにチャレンジし、乗り越えたという経験は、必ず皆さんの将来にプラスになります。
大学入試を考えることと、自分の将来を考えることはイコールです。Z-UPでは、皆さんに将来を見据えた積極的な選択をしてもらいたいと思っています。そのためにも「自分がなりたい人間像」「自分が就きたい職業」を日頃から考えておくことが大切です。